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フィラリアの治療法を分かりやすく教えます

2019年09月29日

フィラリアになってしまった場合には予防薬は一切使えないため、治療をなるべく開始することが重要となります。治療を開始する際にはまず血液検査をします。これで血中にいるミクロフィラリアの数を調べることが大切です。この数によってベストな治療方法が変わります。もしも、血中にいるフィラリアの数が少なかった場合には駆虫剤を使った内科的な治療で対処することが出来ます。血中のフィラリアの数が具体的に分からない場合は超音波などで確認するケースもあります。

駆虫剤を使った治療は一見すると犬への負担が少なそうに考えられますが、犬にとって良い影響を与える細菌などを殺菌してしまう恐れもあります。副作用にも気を付けながら使用することが大切です。フィラリアの幼虫だけに効く駆虫薬もあります。その駆虫薬を使用しつつ、成虫の寿命が来るのを待つことも有効です。幼虫だけに効く駆虫薬は副作用が少ないというメリットがあります。

大量にフィラリアの成虫がいることが分かった場合には外科手術が必要となります。外科手術を行うと一気に大量の虫を取り出すことが出来ます。緊急を要する事態においても、外科手術を行うことが有効と言えるでしょう。しかしながら、老犬などの場合は体調などを鑑みて外科手術を行わないケースもあります。また、外科手術は駆虫薬を用いた治療に比べると費用が大きくかかることにも注意しておきましょう。

この寄生虫によって心臓の働きに明白な問題が発生している場合は、血流をサポートするような治療を同時に行うケースもあります。呼吸困難に陥っている場合はすぐに外科手術を行うと危険なケースもあるので、先に心臓の状態を良くするための治療を行います。フィラリアの治療は犬の状態を詳しく確認した上で、的確な順序で行う必要があります。そのためには詳しい検査を行うことが大切です。

子犬の時に細菌に感染した場合、内科治療を行うか、外科治療を行うかの判断が難しくなります。駆虫薬の種類や外科手術の内容によっては子犬の負担が大きくなりすぎることもあるからです。血流をサポートしつつ、徐々にフィラリアの幼虫の数を減らしていくことが負担の少ない治療方法と言えるでしょう。他の病気を併発してしまっている場合は優先順位が重要となります。フィラリアの治療が遅くなると機能障害が残ってしまうこともあります。そのため、早期発見からの的確な治療を行うことが大切と言えるでしょう。